フレグランス・テイル
 全年齢対象ボーイズラブ(なのか?)・ゲーム。主人公は男の子で、お相手も男・・・というか天使と悪魔です。主人公のリアムくんがふとしたことから妖精が落っことした香水瓶を拾ってそれを開けてしまいます。でもそれは天使と悪魔を魅惑するグラウメリーというホレ薬だったからさあ大変。しかも大天使から「天使族と悪魔族の仲を取り持つナーヴェリー」という特別な香水の調合まで仰せつかってしまって・・・という設定です。EDは、出来上がった香水のタイプで大円団になったりBAD EDになるパターンと、お目当てのキャラとカップルになるタイプのEDのパターンがあります。リアムくんの家に天使(アドル、ソリュード、フィリス、ティム)と悪魔(ナデュー、シトラ、クレイドル、ロキ)の各4人が、それぞれ香料をもってやってくるので、彼らとうまく会話をして仲良くなり、しかも香料をうまく調合して香水を作っていくという・・・最初はかなり頭が混乱してとんでもない香水が出来ちゃったりしますが--;)。
 さて。このゲーム、主人公は男の子ですが・・「乙女ゲー」(女の子が主人公で相手の男の子と恋愛していくもの)と言われても違和感がないです^^;)(いつの間にそんな言葉を覚えたの?(笑)…って、雑誌に載ってるもんね(^^;)。なんせリアムくんが可愛い。失礼ながら男の子には見えないです^^;)
 ではどうして「かわいい系」が苦手な片岡がこのゲームにはまったかというと・・・お相手にホレましたっ!! 特に悪魔の3人(ナデュー・シトラ・クレイドル)!! かなりオレ様なナデューも好みだし、シトラさんは美しいし(しかも速水奨さんの声が絶品!!おネエなのに格好良いっ)。でもなぜか一番のお気に入りはクレイドルさん。いかにも冷酷悪魔〜な彼が徐々に主人公に惹かれていくのが私のツボにはいってしまいました。おかげで声をあてている三木眞一郎さんもLOVEになった私・・^^;)。天使さんたちもいいんですが、いかんせん悪魔が好みだったもので、主人公とラブラブになるEDパターンでは正直あまり眼中にありませんでした。
 が、しかし。ある日を境に天使さんも私の視界にがっちりと入ってきました。それは主人公&各キャラのカップルEDを攻略し終わって。どうやら「天使・悪魔」のカップリングもできるらしい・・と知ってから。そうなんです、このゲーム、進行しだいで天使・悪魔がくっついてしまうんです。これはEDではなくてイベントの1つになるんですが、これが・・いいんです(#^^#)。私のお気に入りの組み合わせは「ナデュー・アドル」「ナデュー・ソリュード」「ソリュード・クレイドル」・・主人公とのカップルEDでは真面目すぎてあまりおもしろくなかった天使アドルさん(失礼!)が、悪魔とくっつくと何だかものすごく可愛いんですっ!ナデューに遊ばれシトラに弄ばれ(?!)ロキにさえおもちゃにされて・・そんなアドルが愛しくなってしまった私。ソリュードさんは・・ある意味「最強」^^;)。あの声(井上和彦さん!!)で口説かれたひにゃもう・・クレイドルさんでさえ陥落。ナデュー相手だとソリュードさんはハニーなんですが・・ナデュー振り回されてます。しかし、ナデューの声を関俊彦さんがあてているので、彼がソリュードを口説いていると「あれ・・どうして耕平さんが杉さまを・・・」ってことに・・^^;)。世紀末ダーリンFANには「おや?」な展開かも・・。若干1名、大喜びしている奴が私のごく近くにいましたけど。(いや、杉とトドというより和彦さんと関さん…余計悪いか?(^^;。ふふ…でも理 想の関係だわ〜(*^^*)
 実は私、全部のEDをまだみておりません--;)。カップルEDと天使・悪魔イベントを見てしまったらなんだか満足してしまって・・・いつかナーヴェリーを作るぞー!

 悪魔はいいよね、悪魔は〜〜!!(><)。私的にはロキも好き^^。そういえば私達、お子ちゃまキャラなのにロキはよくてティムがダメなのは一致。何故だ?…という 話をしていて片岡は言ってくれたよね。「ショタは(まだ)いいけど、ロリはどうしたってダメ」(笑)。解り易すぎ、的確過ぎで大笑いしたことを覚えています(^^ゞ。だって本能的にダメなんだもん。
 このゲーム、プレイ(?)は単純でじれったいところはあるのですが、これをじっと我慢することだけすればかなり面白い!。というか、ドキドキ度は下手するとどのゲームより高いかもしれませんね。声優さんも豪華〜(*^^*)。関俊さん的にもナデューはか〜なり好きな方のキャラ(声)です(><)。それぞれの言うことをちゃんと読んでいれば世界観もより解ってきて、それぞれの関係も理解できてきて面白い!(そしてCDを聴いたらまた面白かった)。
 でも何より「悪魔・天使」イベントが好き〜(笑)。片岡が言うように1人では「イラ ッ」とすることが多かったアドルが、ここにきたらまたこれがいいんですよね〜 (笑)。すっかりアドルも好きに。そして、ナデューが〜〜!!。相手によりまたこれが雰囲気というか対し方が違う(><)。強気、遊ばれ、紳士に、保護者に…またいい声なんですよね〜。
 とにかく、ドキドキしたい人には(?)お勧めです〜。
 最後に…攻略レシピを有難う>片岡へ。あれがあったから出来ました〜。……でも このゲームも一年前に私的に完結してたのに…(以下略)。


birdie 〜ぼくらの恋愛心理学
 アイドルグループ「birdie」、そのメンバー3人(中條和也・神沢喬志・小野塚葉)が主人公です。その他の登場人物は、それぞれのマネージャー(的場さん、柊さん、坂上くん)それにキーパーソンの椿恭一さん。
 え、登場人物少ないわね・・とお思いかもしれませんが、ED多いです。視点(下で説明してます)を変えると100近くになるとのこと・・・もうこれを全部見ようと思ったらものすごい労力を要します。でも・・でもっ!見たくなるような内容なんですよっ!これがっ!!
 ・・つい興奮して、みのも○たみたいな口調になってしまいました--;)
 気を取り直して。とにかく。このゲーム、ストーリーがものすごく深いというか、書き込まれていて、私はプレイしていて完全にそのbirdieの世界に引き込まれてしまいました。ほっとするラブラブなEDもあれば、恋人同士にはなるけどかなり切ないED・・呆然とするほど救いようがないBAD EDもありますし・・・。全体的にいろんな意味で「胸が締め付けられる」ようなストーリー展開が多いような気がします。これが「すごくいい」と感じる方もいれば「・・なんかやりきれないなぁ・・」と感じる方もいるんじゃないかと・・・。CGもすごくきれい。Hシーンは・・結構何でもアリって感じで、かなりハードです^^;)ある意味 ESCAPEよりびっくりした私(^^;。何でもアリったってこれは(;;)…っていうのも多かったよね…)。で、もちろん(?)18禁。
 メインとなるカップリングは「柊・葉」「恭一・喬志」「的場・和也」でしょうかね〜。これらのEDを目指してプレイすることとなると思いますが、ちょっとルートから逸れると失踪しちゃったり襲われちゃったり(このパターンがなぜか多い--;)。特に葉くんは災難に遭うことが多いですねぇ。また、別のカップリングができたりもします「喬志・葉」(藤沢、かなり強くご推薦(笑))とか「恭一・和也」やら・・。それも結構いいんですが。
 この難解なルートを更に複雑にしているのがこのゲームの「視点選択システム」というもので、それぞれの場面で誰の視点で話を進めていくか選ぶことができます。よって普通のゲームのように1人の主人公にプレーヤーがシンクロするわけじゃないです。しかもこの視線選択をまちがえると狙ったEDにたどり着けないという・・・--;)。でもいろんな場面でそれぞれのキャラの視点で見られるので「あ、このシーンでこの人はこう考えてたんだ」とか「あ、この場面、このキャラに見られてたんだ」とか、主人公一人称でゲームを進めていくと絶対にみられないことがわかるので、ストーリーを深く知るにはとても役に立つシステムだなぁと思います。
 ゲームの説明が長くなってしまいましたが・・。
 私は「恭一・喬志」が好きですね〜(#^^#)。暗い過去を持つ喬志くんを「俺が癒してやる」じゃなくて「俺が殺してやる」・・これだけ書くと恭一さんがとんでもねーって感じですが、胸がぎゅうっとくるような関係なんですよね・・。でもやっぱり幸せになってほしいよぉ・・と切望してしまう2人です(このルートは本当に切ない…(;;))。また、この2人のEDはちょっと明るめなEDや「喬志・恭一」EDもあったりします。これも好き。喬志くん独特の、のた〜・・としたしゃべり方がまたなんともいいんですよ〜。恭一の渋い声(一条和矢さん!)もいいし(#^^#)。
 もう一つ「柊・葉」のカップルも好きです。年の差好きの私の相方はこの2人にどっぷりはまってしまいました。わははは。で、この2人が好きだとストーリー展開として・・・思いきり恭一さんが悪者になるんですね〜。もとのりは最初からこの2人のラブラブEDを狙っていたのに、健全EDの次にいきなり鬼畜ルートに行っちゃったという・・。ここの恭一さんは思いきり気合い入ったとんでもねー鬼畜ぶり--;)。先に「恭一・喬志」EDを見ていて恭一が結構好きになっていた私は「うおーっ!?やってくれたな、恭一・・」と唖然とする程度だったんですが、葉くんを餌食にした鬼畜椿恭一をいきなり見ちゃったもとのりは、それ以後電話でもメールでも、birdieの話題の中で恭一のことを「ばかたれ」としか呼ばなくなりました(後日ドラマCDを聞いたあとでは『恭一』に昇格してましたけど・・)^^;)(いや、嫌いじゃなかったんだけどさ、気持ちがついてこなかったのよ〜(><)。せめて最初に恋愛ルート (喬志がメインのルート)をしておけば…)。しかも彼女は目当ての「柊・葉のラブラブED」になかなか行き着けず、しまいにゃ『私のbirdieにはそんなEDは入っていないっ!』・・と叫んでました・・(入ってなかったもん!(笑))。いやホントにこのゲーム、攻略が難しいんですよねぇ・・・。攻略を書いた雑誌を見たりゲームのanswer機能を使っても行き着けないこともしばしばあるくらい。そんなもとのりも私よりも早くコンプリートしちゃいました。うふふ、おおはまり。でもおおはまりする価値あり(?)なすごく奥の深いゲームだと思います。
 実は私はまだ全部のEDを攻略してません・・--;)。あと少しなんですが・・・。でも時間があったら絶対コンプリートしたいですね〜。(がんばってね 〜!!。でも結構そのルートも気持ち的には…(^^;)。

 こ〜んなにハマるとは思いませんでした(--;。このゲームもやり始めてどうやっても同じようなEDにしか行けず、また全体的に重いのでもういい〜(><)、と拗ねて止めようとしていたら…またもや片岡の一言。「この2人(柊×葉)のCGあるよ〜」。 そしてハマってゆきました。このパターンばっかなのは気の所為か??(・・気のせい気のせい)
 本当にストーリーがいい(><)。それぞれの人物の背景が深くて、お互いの色んな想いが絡んで。良いです〜。結局…「作品」としてハマり込んでCDだ小説だも手を出し、私的にはハズレなし。それがこのゲームの凄いところだと思います。作りこみというか、こだわりが凄いです。ホント…。芸能界ものでありがち(?)な、マネージャーとタレントパターンでもあるのですが、「ありがち」ではなかったです(^^;;;;;。
 にしても、元々芸能界ものはあまり触手は動かず、鬼畜、ハー ド、ドロドロは好きでない私が何故ここまでハマッたのか…自分でも未だに謎です。
 声についても書いておきたいな〜(><)。(藤沢個人的な考えの中の)最近人気の高い声優さん率はちょっと低い作品かもしれないけど…よかった〜(><)。大人達は渋い。birdieの3人は、これでもかっ、って位特徴的だし、ちょっときっつい(心情的に)役どころを見事に、です。やられたわ〜。


カフェ・リンドバーグ〜ぼくらの恋愛心理学2
 ぼくらの恋愛心理学の第二弾。今度の舞台はオシャレなカフェ。ここで働くギャルソン(高見沢司・一ノ瀬進哉・篠原智裕)パティシェ(三原拓実)マスター(桐野逸樹)。この5人を中心に繰り広げられるBLゲーム。ここにオーナーの渡辺さんと謎の少年Aくん(私的に主役(笑))がからんできて話が進んでいくわけです。
 前作のbirdieよりも、こちらの方がとっつきやすいというか・・・雰囲気が明るい気がします。救いようがないっていうEDもあまりないですし・・・多少あるけど^^;)。今回も視点選択システムがあって、やっぱりEDの数が多いです。studio may-beのお二人のシナリオと麻生海さんの原画は前作と同じ。ストーリーもすごく凝っているしCGも綺麗。Hシーンもやっぱりハードです^^;)。そしてやっぱり18禁。
 しかしこのゲーム、なんといってもすごいのが・・・「総当たり」^^;)。中心の5人すべてのカップリングがありなんです。つまり5人で10通りの組み合わせ。しかもそのカップリングによっては順不同のこともあって・・(つまりダーリンとハニーが入れ替わる2パターンありのカップル)・・・これは今までゲーム中に「ああ、この人とこの人がくっついたらいいのにっ!」と思った経験がある人にはいいかもしれませんねぇ。私的にはめちゃくちゃ意外な人が意外な人に対してダーリンになったりしてぶっとんだこともしばしば--;)・・・まぁ、そこらへんは好みの問題ですが。
 私のお気に入りは「桐野・司」の大人ペアと「智裕・進哉」の若者(?)ペア。そして「桐野・少年A」。でも智裕・司も好きだし進哉・桐野も笑える(?)し拓実・進哉もなかなか好き・・と1つにしぼれないですね〜。それぞれのキャラがとても魅力的・個性的なので、どのルートをプレイしていても面白かったです。プレイしていて意外性があったのが進哉くん。え・・え?えええっ!?・・と思わせる行動を取ることもしばしば。おもしろいキャラです^^)。ちょっと天然?でも好きですね〜。智裕はとにかくかっこいい。かわいいのにかっこいい! 司さんは綺麗だし、拓実は隣のおにーちゃんみたいで感じいいし・・・。でもやっぱり桐野さんが強烈でしたね。唯一鬼畜系のルートがある人ですし・・・。一条和矢さんの声がまた色気があって(#^^#)(いいんだけど、この人のキャラってどうも私の好きなキャラをいじめる のよね(;;))。渡辺オーナーとのエピソードもあるんですが、何と言っても桐野さんは少年Aとのペアがいいです!!! この二人のルートは、他のEDをすべてクリアしてからでないと行けないようになっている、いわゆる「隠しルート」です。でもこれが・・いいんですよ〜。年の差ペア好きにはツボなルートです。ゲーム購入前に雑誌に載っていた少年Aくんをひとめで気に入った私の相方は、このルート見たさにものすごい勢いでEDをクリアしていきました^^;)。愛の力って偉大だわ・・。(だって、だって〜(><)。見たかったんだもん!。CG100%でなき ゃ、その上ちゃんと入り口見つけなきゃいけなかったんだよ、もうとにかく急いで進めることだけ に終始した気がする(--;。色々ゲームしてて、唯一私が先に進んでたゲームだね(^^;)。
 もう一つ、このゲームも他の一般的なゲームと同じく、クリアしたEDやCGを見ることができるようになっているんですが、そのEDリストやCGギャラリーを好きなキャラに案内してもらえるようになっているんです!! 選んだキャラが出てきて「いらっしゃいませ。どのCGを御覧になりますか?」とか言って。そのキャラのCGを選ぶと「え・・僕のですか!?」とかいって顔を赤らめたりして・・。もう、凝ってます!!。もしこれからゲームをやろうとしているなら、ぜひ一度はこの案内を最初のうちに少年Aと桐野にやってもらってください。特に少年Aは、隠しルート攻略前と後では案内してくれる喋り方や表情が全然違います。隠しルート攻略後ではもう前の案内を見られないので・・・。スタッフの方の凝り方に感激してしまいます。
 このぼくらの恋愛心理学のシリーズ、続編がでないかな〜〜と心待ちにしている私です。最後に、シナリオを担当しているstudio may-beのお二人が運営されているオリジナル小説のHP「KT」も大好きなので載せてしまいます(#^^#)。アイドルグループの一人とオケの若き指揮者という異色のカップリングですが・・・ものすごく好きです。ただし、このアイドルグループがもうそのまんまジャニー○の某グループなので・・頭の中で煩悩が炸裂します。しばらくTVの中の彼らをまともに見られなかった私・・・ばか? でもおすすめHPなのでBL好きの方はぜひのぞいてみてください(#^^#)。現在は更新されておりませんが、小説は読めるようになっています。 


 birdieでも、作りこんであるな〜と思っていたのに、またこれはより一層でしたね。前作の問題点を改良・工夫…というのを目の当たりにして、それでも感心してしまったゲームでした。確かにキャラも組合せも多いけど、逆言えば「興味ある」ところの全体に占める割合が少なくなるのは寂しかったかな〜。皆いいんですけどね^^。
 私は桐野×少年A、桐野×高見沢、智裕×高見沢…かな〜^^。設定見た印象と、プレイしていくにつれの印象が変わったキャラが多めだったのもこのゲームの感想のひとつです。(少年Aについては大当たり(笑))。少年と高見沢が相手の時の桐野がいいです〜(笑)。ストーリーも私にはここが自然で(笑)。こうしてみるとかなり私の好みは偏ってるか?!
(うん、相当ね)。ちぃは…かっこよかったな〜(*^^*)。へへ〜^^。拓実と進哉はピンの方が好きかな〜^^。
 そして、さり気にbirdieの世界とリンクしてて楽しいです(笑)。

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